夏の終わりに読みたい、ノスタルジーを感じる漫画
9月ですよ。
……ヤダヤダヤダーー!夏終わっちゃうのヤダー!!もっとアイス食べたい!ネカフェでソフトクリーム6杯食べたい!夏休みカムバック!!!!
と、そんなアナタとワタシに、終わらない夏休み気分に浸れるおすすめ漫画をご紹介。
子供はわかってあげない / 田島列島
猪突猛進系の水泳少女サクタさんと一見クールな書道男子もじくんのボーイ・ミーツ・ガールストーリー。
青春+サイキック+探偵モノ+ゆる~い日常etc...私の好きな要素全部詰まってて楽しめた!
ひと夏の冒険にはハラハラしたり、ふふっと笑ったり、じんわりしたり。もうラストが身もだえするほど甘酸っぱくて!!!たまらん!爆発しろ!!!!
「ジッチャンの名にかけて倍返しだ!」など名セリフも多し。
もじくんのお兄さん・ニューハーフの明さんと善さんの関係もものすごく好きですね。
幸せになってほしい。
水域 / 漆原友紀
雨不足が続く街で主人公の千波は部活中に意識をなくし、水と緑が溢れる山間の村で暮らす夢を見る、という話。
ダムの底に沈んだ村、というのに昔からものすごく弱い。
昔手取りダムに釣りに行ってた時、水の中に消えていく道を見て
「あぁ、この水の下には村が丸ごと沈んでるんだ…」と思った寂寥感。
うちの近く、旧鶴来町にもそんなダム湖建設で住民の方々が丸ごと移住した村もあったなぁ。
漆原さんの描く里山の空気感が凄く好き。
読後、いろんな感情が水のように溢れ出てくる。それは深い淵のようでもあり、滝のようでもある。
トムソーヤ / 高橋しん
これ以上ないってくらい夏、な作品。表紙からもうたまらない。
キラキラしすぎて眩しい。冒険と幼い恋と別離と真夜中の儀式と…。
こんな宝物のような時間が持てるのもコドモのうちだけなんだなぁ、と3年間洗っていない車のように薄汚れたオトナになった私はしょんぼりしてしまう。
高橋しん作品の中でも一番好きな作品かも。
よつばと!(5) / あずまきよひこ
定番中のド定番ですが、夏になるたびにこの巻読んでるので…
よつばと海!なにこれめっちゃ可愛い!
大自然に翻弄されているよつばもいいし、星を見に行く「風薫る風香」もいい。
よつばと!のような夏がずっと続けばいいのに。
80年代作品もいいぞ
冷房設備がない緑林寮の熱帯夜でお腹を壊す忍先輩の話とか。
部室でヒマでやることなくてあ~るくんに水をかけてサウナ状態になってしまう話とか。
ヤカンでラジエーターに水を足す(飲む)あ~るくんが可愛い。
光画部と合宿に行って山田さん温泉に入りたい。
……ここまで夏夏言っておいて何ですが暑いのが苦手です。
クーラーのきいた涼しい部屋で漫画を読むのが最高ですね!!!!